TAYLOR WITH RESPECT 2024SSが来る4月9日に発表となります。
今回は新型2型、新色4型のコレクションとなります。
東京の展示会に来られる皆様、当日はお気を付けてお越しください。
こちらでは、どこよりも早くブランド最新作のtapeを解説いたします。
展示会には来られない方へのご参考になれば嬉しいです。
ではいきます。
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TAYLOR WITH RESPECT 2024SS
モデル:tape (テープ)
カラー:全5色
サイズ:46□21-144
フロントC:3C
天地:42.3
フロント,ヨロイ:チタン / テンプル:βチタン
Col.01 Black & Gold
ブランドでは初のハイブリッジを採用したモデルとなります。
テイラーではもはや通常にはなりましたが、ブリッジ部のロー付けはなくフロントはチタン一体で製作。
ふたつのリールを繋ぐカセットテープから命名した、新しさと懐かしさの両面を感じるフレームです。
◎ここがポイント
本来チタン一体でハイブリッジを製作すると、どうしても強度面からブリッジに厚みを持たせる必要があります。
理由は単純で、長さと付いている位置によってしなり易いから。
永く使う上で少しでも耐久性に危うさを感じる物はブランドとして出せません。
今回のtapeも通常の線に比べて0.何ミリですが厚くなっています。
しかし、ここにはしっかり工夫が。
厚くなると見た目も重くなりがちなところを、前面にラインを入れることによって細くスマートに見せています。
目の錯覚を利用した手法ですが、
これによってテイラーが手掛けるハイブリッジというデザインコンセプトが成立しました。
デザイナー脇さんからひとこと・・・
「シンプルだけど普通じゃない」
(ほんとに一言しかくれなかったなぁ…)
でも少し考えながら言ってくれたのでほんとに思ってるんだと思います。
最新作のテープ、太古から伝わるデザインをTAYLOR WITH RESPECTの解釈で形にした、ある種新時代の1本です。
テイラーマニアそして眼鏡玄人の皆さんお待たせしました。
注) テイラーでは呼び名をハイブリッジと統一していますが、バーブリッジと呼ばれる事もあります。
画像は本べっ甲に黒水晶レンズの博物館でも見られるか怪しい貴重な物。
触るのもこわいですがオフィスに遊びに来ていただければお見せできます。
ハイブリッジって本当に昔からあるデザインなんですね。
最新作tape、フロント前面のライン付けがあまりにも難しく、ここ数年の表面処理の中では群を抜く難易度だと聞いています。
事実、各協力工場と何度も話し合い実現に辿り着きました。
是非その凄みを実物から見ていただければと思います。
4月のお披露目が楽しみです。
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※オーダーサイトには4月15日(月)公開、時間未定
ご予約いただいたお客様からご用意でき次第順次発送
お届け予定:2024年8月
参考上代:¥56,100 (税込み)
株式会社ソウウェル / TAYLOR WITH RESPECT
谷口