【 最速解説 】 TAYLOR WITH RESPECT 25AW valley (バレー)

【 最速解説 】 TAYLOR WITH RESPECT 25AW valley (バレー)

 

いつもTAYLOR WITH RESPECTをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

ソウウェルの谷口です。

 

残暑が続いておりますが、皆様変わりなくお過ごしでしょうか。

本記事から25AWのご紹介とさせていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

また、今期も東京と大阪で展示会を行います。

東京会場:10月14、15 ライトボックス青山 / 16日、YEAST神宮前(単独展示会)

大阪会場:10月22、23日 デュラポ アネックス2(心斎橋)

展示会の詳細につきましては、先日お送りしました招待状をご参照ください。

 

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この度、TAYLOR WITH RESPECTは2025AWコレクションとして、新型4型、新色1型を発表いたします。

今回の仕立て通信では新型の1つ、valley (バレー)をご紹介いたします。

 

・まずはスペック

モデル名:valley (バレー)

サイズ:49□20-143

素材:Titanium / ꞵ Titanium / Acetate

カラー展開:全3色

参考上代:¥67,100(税込)

 

フロントに採用したオリジナルパーツTスパインを、ツーブリッジのワタリに見立てた新しい感覚のアセテートコンビネーション。クラウンパントのフォルムとツーブリッジが融合する個性的なフロントデザインです。デザイン、機能、品質、それぞれの特徴を活かした、ブランドらしさを感じるモデルです。

 

モデル名 valley(バレー) はその名の通り、渓谷を意味した名です。

※渓谷(けいこく) - 山に挟まれた川や谷で、谷底に平らな部分が多い場所を指します。深くて急峻な側壁を持つ谷とも表現されます。まるでT-SPINEが渓谷に架かる橋のように存在していることからこのような名がつけられました。

そしてこのvalleyは、オリジナルパーツ『T-SPINE(スパイン)』を搭載したモデルの第八作目。T-SPINEを採用したモデルは、2022年に発表したvoid(ボイド)から徐々に数を増やし、今やブランドを構成する大切なモデル群となりました。

 

良い機会なので、今一度T-SPINEがどのようなパーツかお伝えします。

(業界用語など少し嚙み砕いて書いています。予めご容赦ください。)

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・T-SPINE (ティー スパイン) 

TAYLOR WITH RESPECTが開発したオリジナルパーツの1つ。

レンズが入る前面のフロントに、内側を沿うような形で組み込まれているチタン素材の補強パーツ。

眼鏡の一般的な素材であるアセテートというプラスチックは、特有の美しい発色と加工のし易さからなる表現の広さから、TAYLOR WITH RESPECTでもしばしば採用されている。

しかし、経年劣化による破損の原因となったり、元々の形を長年維持出来ずに変形してしまうという恐れもある。

それらを解消すべく、最も合理的な補強パーツとして開発されたのがこのT-SPINEである。

実は、同じような補強パーツは古くから存在する。

しかしその全てはプラスチックと金属を重ねて、『カシメ』という繋ぎ目に金具を入れ潰して圧着する技法を用いている。

ミニマルな印象を与えられ、眼鏡業界では長年採用されているが、長く使用しているとどうしても繋ぎ目がぐらぐらと緩くなってしまったり、万が一プラスチックが破損してしまった際の修理が難しいなどと問題も多い。

しかしTAYLOR WITH RESPECTでは、その『カシメ』は一切行わず、パーツをネジで留める手法を取った。

ネジであれば、緩くなれば締め直せば問題がなく、圧着していない分個々のパーツが容易に分解できる構造のため、有事の際はパーツの交換だけで済む。

このT-SPINEは、加工が難しい硬く丈夫なチタン材を何回もプレス加工した後、1枚の分厚い板から削り出して作成している。

ネジ穴が他のパーツにしっかり嵌るよう緻密に設計され、ブランドが初期から愚直に行ってきた精巧なモノ作りを体現する、極めて重要なパーツの1つである。

特にクリア感のあるプラスチックと親和性が高く、前面から綺麗な弧を描くT-SPINEが透過して見える様は、高級感と機能性をより感じさせ、本来は隠したい補強パーツという枠組みを超えたデザインへ落とし込んでいる。

 

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実はこのvalley(バレー)、カラーバリエーションに特異なポイントがあります。

① TAYLOR WITH RESPECT オリジナルのアセテート生地

col.01のグラデーションブラックには、独自配合したブランド初となるオリジナルカラーのアセテートを採用。テイラーを象徴するグラデーションを生地そのものに映し込むことで、ブランドの世界観をより深く感じさせる美しい表情を生み出しています。

② マットカラーの初採用

意外にも、これまでフロントプラのブラックマットは使ったことがありませんでした。

初の試みですが、元の生地に透け感のある物を使っているので単調になることはなく、無骨過ぎない仕上がりとなりました。

ゆえにカラー名はクリアマットブラックとしています。

③ 不自然なカラーNo.

今回発表のvalleyは全3色です。

col.01 グラデーションブラック、col.02 グラデーションブラウン、col.05 クリアマットブラック。乞うご期待を。

 

・デザイナー脇さんから一言

「金属の質感のワタリが程よいアクセントになる、Tスパイン構造のクラウンパントフレームです。」

以上、新型 valley (バレー) のご紹介でした。

T-SPINEを搭載した機能性高い新感覚ツーブリッジ。

店頭バリエーションの幅が広がるモデルに仕上がっています。

ぜひ展示会にて実際にお手に取っていただき、コレクション導入の一助としていただければ幸いです。

 

 

株式会社ソウウェル

TAYLOR WITH RESPECT

谷口

 

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