ruggって知ってる？

先日、およそ1年半ぶりくらいに納品されたモデルがあります。

ご予約いただいていたお店様、大変お待たせしました。

 

rugg (ラッグ) というモデルです。

 

ジャストサイズが常識だった1920年代に、あえてワイドパンツを履いたオックスフォードの学生ムーブメントにインスピレーションを得たモデルです。

 

ですがこのrugg、テイラーの中ではあまり日の目をみないモデルの1つなんです。

 

発表は3年前、2021SS。

このシーズンを振り返ると、他はduneとphiという強めのコレクションでした。

 

とは言いつつも昨今の主流でもある肉厚でサイズもやや大きめと、ポテンシャルは十分にあるモデルです。

時代が周ってきたのかもしれません。

 

久しぶりの納品で良い機会なので記述しておきます。

 

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スペックから

( 工場品番はTS-19といいます)

 

TS-19 : rugg

サイズ : 47□︎21 143

レンズカーブ : 3C

枠傾斜 : 10°

天地 : 40.7

重量 : 22.6g

素材 : アセテート / チタン 

テンプル : βチタン

ブロー智 : チタン

 

カラーは全5色

05.クリアスモークが頭一つ抜けて出ます。

03.ネイビーは少し動きが鈍いです。

 

ですがこのネイビー結構良い色なんです。

テイラーの中ではruggのcol.03にしか採用していません。

フロントとモダンはどちらもネイビーなのですが、実は異なる生地を用いていて、よく見ると色味が若干違います。

モダンの方はダークネイビーを使っています。

ヨロイ、テンプルもブルー系で色のトーンを合わせています。

ネジの色はガンを採用している点も渋いです。

 

 

1番の特徴はやはり【 フロントシェイプ 】

 

ベースはボストンなのですが、フォックスまではいかないくらいに少し吊っています。

これがrugg1番の面白さですが、とっつき難い面はある種弱みかもしれません。

 

万人に受ける玉型ではありませんが、このスタイルで洗練された物は結構探してもないんじゃないかな？と思います。

 

デザイナーの脇から一言貰いました。

「比較的優しいシェイプが多いテイラーの中でも、線を太く且つ目尻にアクセントを入れる事でよりインパクトを与えるようにした。

ただ太いだけではなくてかけ心地は勿論テイラーで、ダブルSラインを採用したりなどで太さとの両立を実現した。」

 

(デザイナーが言うと説得力あるなぁ…)

 

より面白く見えるのはレンズに色を入れた時でしょうか。

個性あるフレームシェイプとの相性は言わずもがなで、色付きの方がかけやすい方も多いでしょう。

実際、脇もcol.05のクリアスモークに調光グレーを入れて愛用しています。

 

 

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あまりruggは意識して来なかった方も多いと思います。

よく比較されるduneとはカラー展開も含めて全然違うんですよ。

今なら全色揃ってご用意しております。

結構いいかも？と思ってもらえたなら嬉しいです。

人気モデルにしてあげてください。

 

ご注文はこちらから

・rugg(ラッグ)

 

株式会社ソウウェル / TAYLOR WITH RESPECT

谷口