【最速解説】TAYLOR WITH RESPECT 2026AW stork (ストーク)

【最速解説】TAYLOR WITH RESPECT 2026AW stork (ストーク)


いつもTAYLOR WITH RESPECTをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

ソウウェルの谷口です。


2026AWの最速解説としてご紹介している新作4型。
今回で最後となります。毎度お読みいただきありがとうございました。

4型目は、クリーンなブローモデル「stork (ストーク)」をご紹介いたします。

少し長くなります。お時間のある方向けです。


Col.01 シャーリングシルバー

47□20-143 / col.01 Sharing Silver /  参考上代 ¥69,300

角をつけ引き締まった印象のアセテートブロー。クラウンパントのフロントシェイプを採用し、フォーマルな印象になりがちなブロータイプを、よりカジュアルにまとめています。このデザインのインスピレーションは、製作時にデザイナーが何度も目にした、翼を広げたコウノトリの姿です。


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clout (クラウト) に続くブローモデルの2作目。

(dorkも入れたら3作目ですが、あちらはまた別カテゴリーといいますか…)


最大の特徴はフロントの構造。

メタル部はチタン一体加工のため、強度と安定感において昨今の眼鏡とは一線を画します。

ここで重要なのは削り出しの精度。
例えば、アセテートブローを留めるピンは、通常であればロー付けで後付けするところを削り出しでつくっています。
これにより、ロー付けで生じがちな微細なズレや、折れるリスクを完全に排除する構造としました。


と、十分すごい構造なのですが、これはclout (クラウト)でも同じこと。


今回の仕立て通信では、少しデザインに踏み込み、『クラウンパントのブロー』についてお話します。

※ここではある程度自由に筆を執ることを許されている(と思っている)ので、以下、穿った見方や個人的な見解を含みます。



まず、デザイナーの脇さんからstork(ストーク)の図面を見せていただいたのは昨年の秋頃。

私個人の印象としては、「クラウトの形違いか。うーん、どうだろう、綺麗っぽいブローって他にもあるし、それにまたクラウンパントかぁ」が本音でした。

他ブランドの動向や商品は常時チェックをしているので、ブローとクラウンパントの組み合わせでいくつか思い当たる物が浮かびました。

そうなると、比べてしまうわけです。デザイン、造り、価格、自分ならどちらが欲しいか、店頭ならどちらが売れそうか。

そもそも、ブローでクラウンパントは昨今の市場にそう多くありません。

そこで、何かデザイン上の意図があると思い尋ねてみました。デザイナーの脇さんに。


『なぜ、stork (ストーク) をクラウンパントにしたのか』


返答がこちら。

同じ構造でブローモデルのクラウトはウェリントンなので、まずは違うイメージのボストンシェイプがあると良いと思ったが、ただのボストンシェイプだとイメージが柔らかすぎると感じたので、少し角をつける事でカッチリ感を出す為にブロウに角をつけました。
サイズはクラウトより少し小さめのブロウが欲しいと要望があった事も影響してます。


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TAYLOR WITH RESPECT のコレクション展開として、隙間を縫うといいますか、サイズ感や玉形を変えて、無い所を埋めていく手法をとることがあります。( 例:diademaとbacchus、cumulusとnimbus、reliefとcontourなど )
無論これは単に行っているわけではなく、緻密な設計や思想の上で成り立っています。

今作のstork(ストーク)もその類ですが、個人的にはどこか挑戦的な気がしています。
ベーシックな物が受けやすいブローをあえてクラウンパントで、上代もclout(クラウト)より高い税込み7万弱、色展開も鮮やかな物が中心。
何歳くらいの方に、男性寄り?いや女性でもかっこいいか、何色が一番出るんだろう、レンズも入れたら10万コースだし…など色々考えますが明確な購入層のイメージが私ではできませんでした。

こんな記事を書いてしまうくらい、“”良い意味で心配なモデル”で、今期の4作の中では一番目をかけています。

批判するつもりは全くないですし、そもそも評価をするのは店頭で販売いただく皆さまと、お金を出して購入いただくお客様です。
鬼が出るか蛇が出るか、展示会での反応がとても楽しみです。
もちろんブランドセールスとしてフラットにご説明いたしますのでご心配なく。

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以上、長々と失礼しました。

今回は、クラウンパントのブローという是非を問うような内容とさせていただきました。


本記事をもって、TAYLOR WITH RESPECT 2026AWのご紹介を終了します。
展示会で皆さまとお会いできますこと楽しみにしております。






株式会社ソウウェル

TAYLOR WITH RESPECT

谷口



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